正門入ってすぐ右にあるのがプラム。桜の頃に白っぽい花が一斉に咲くので、「なんて種類の桜ですか?」と、時に訊かれます。果実は大人の手に握っていっぱいの大きさで、熟すと黒っぽい赤になります。いつもは早起きカラスにやられて人の口まで届かないのですが、今年は熟し期がちょうど台風と一緒で、少し青いのも含めて30個近く樹の周りに落ちてました。「木の根は地上部分と同じくらい地下で広がっている」とやら。
可食部分だけそぎ取った後は次の実への肥料として樹の周り少し離れた辺りに埋めます。果実は煮ると美しい深紅と化し、甘さを変えてコンポートやジャムにして、子どもたちのお八つです。樹は梅の仲間で枝も粘りがある筈ですが、残念ながら、まだ木登り向きではなく見るだけ。実を戴いた「お礼肥え」をして、来春の花を待ちます。
前園長 松田彌生

