2018年度の始業式は4月10日(火)、翌11日(水)が入園式で 新しい3歳さんの殆どが勢ぞろい;そして翌日から、「保育」が始まります。
多くのお子さんにとって全く新しい門出、初めての‘学校’です。とまどい、ママと離れようとしない人も毎年います。
無理せずボチボチ・楽しく をモットーに、例年、短い滞在時間から少しずつ伸ばしてゆくと、ある日ふっと あっけないほど離れたりします。
‘でき過ぎ’の子、荒っぽい子、ことばで言えない分を口で(噛みつきで)示す子、どうしたらいいか分らず動けない子、とりあえず何かやっている子、さまざまです。
ヒトの一生の心身の発達の土台を造る幼児期を預かる幼稚園は、それ以降の学校とは大きく違います。
「まなぶ」は「まねぶ(まねをする)」から来ていると言われますが、子どもの学びは、仲間との係わりの中で
真似をしつつ 自ら動き、考える中で培われます。特に当園では、自由な遊びを主軸に 一人一人の子どもの様子を見守り、
自主性、仲間との係わり(社会性)、興味関心の多様化・深化を手助けして、それぞれ出来る限りの発達を遂げるべく努めています。
3歳児も実に多様で、その育ち・変わりゆく様もそれぞれ違い、興味深く楽しいものです。