秋の運動会が終わってふと気づけば、一段と伸びた!感を毎年持ちます。有難いことに今年も晴れてくれて、青空の下で出来ました。
3歳組と5歳組、‘たった’2年の差の大きさ! 練習時は楽しんでやっていたのに本番ではガンコに動かないとか、
かけっこで遅れた子を待っていっしょにゴールイン、の3歳児。競争心むき出し~過熱気味になるかと思えば 年少とのペア競技で
辛抱強く思いやりを示す5歳児。態度も運動能力も、ずいぶん変わるものです。
運動会が終わって「練習無クテ ツマラナイ!」と言う子は、それだけ熱中してたんだ!と喜ぶべきか、
自分で考える遊びより指示通りが好き?と案じるべきか。自由な遊びとその展開へのさりげない、しかし的確な、援助の難しさを痛感します。
気になることを話し合い、試みを重ねて子どもの表情・行動が変わるのを目の当たりにする喜びと、さらなるステップ・アップへの苦慮。
待ったなしの格闘とも言える時を通して 子どもも教師も育ちます。正に、かの‘保育の神様’堀合先生の仰せられた、
全身全霊あげつつ‘無になって’子どもに対する(座禅にも通じる)姿勢が求められます。難しいけど見返りは、輝かしい子どもの育ち!