活動内容
自由保育を中心に、年がゆくと共に(特に年長後半へ)設定課題も増えて行きます。
年齢別クラスが基本ですが、ふだんの自由遊びや外出・運動会など異年齢児が一緒に活動する時があります。
必要なら手を貸すし、思いやりも育ちます。
生活習慣を身につけるよう援助します。
仲間との関わりを深め、つきあい方を学ぶよう指導します。
戸外の遊びや室内でのリズム運動などを通して、基礎体力の向上をはかります。
フラッシュカードや教材も一部使って、興味深く無理ないステップアップを目指します。
年間行事
日本の季節の移り変わりや、折々の伝統行事に関わるものを大事に、保育に取り入れます。
見学、説明会、幼稚園探検などの詳細はお知らせをご覧ください。予定は状況次第で変わる可能性があります。
毎月の行事:身体測定、避難訓練
学期毎の行事:語り(プロの語り手によるお話)
ひまわり:年長組
4月始業式 / 入園式 | |
5月鯉のぼり / 母の日 / 引き取り避難訓練 / 保育参観 | |
6月父の日 / 運動会 / 食育活動(野菜栽培~試食まで) / 梅干し作り / 内科健診 / 歯科健診 / 花の日慰問 / 親子遠足 | |
7月七夕 / 水遊び / 子育て相談 / 終業式 / ひまわり組「お楽しみ会」 / 夏季保育 / 夏休み(預かり保育あり) | |
8月夏休み(預かり保育あり) | |
9月始業式 / 敬老の日 | |
10月創立記念日 / 入園面接 | |
11月防災訓練 / 保育参観 / 子育て相談 | |
12月クリスマス会 / 冬休み(預かり保育あり) | |
1月始業式 / 引き取り避難訓練 | |
2月節分 / 凧揚げ遠足 / 子育て相談 / ひまわり発表会 / ひまわりレストラン | |
3月卒園式 / 修了式 / 春休み(預かり保育あり) |
年長児延長保育
年長児延長保育《こぐまクラブ》
心身発達の進んだ年長組に、一段上の特別課程として
【なぜ、年長児延長保育を設け、実施するのか】
からだ(足、腰、体力、使いこなし)がしっかりできていないと、小学校へ行ってから、「1時限椅子に座っている」のも辛いです。まずは からだを楽しく・しっかり鍛えて土台を造ります。人が多くいる場へ出る・仲間と工夫して楽しく遊ぶ、などで社会性が鍛えられます。見分を広め、本物に触れる/体験することで感性を磨きます。それは、後述のように、鋭敏で主観的時間のより長い時期に・最良のモデルに接することで成し遂げられる、その後の一生に渉って影響する大元になる、と考えます。
- 毎週金曜日に16時までと、月2回水曜日の14時まで。内容は、前期はからだを鍛える活動を主に、後期にかけて文化的課題となります。英語は全期間にわたってほぼ月2回 入ります。
- 朝から出かける遠足:心身・社会性の鍛錬、新しい経験~学びの場。次第に遠くまで足を延ばします。行き先は、明治神宮、代々木公園、光が丘公園、博物館あれこれ、など。
- 室内で:より高度な製作、調理体験(サンドイッチ・お団子・うどん・クリスマスケーキ、など)など。
- 英語学習(外国人講師のもとで異なる言語~文化に触れる)。
- 日本の伝統文化の本物に触れ、感性を磨く。基本的にお道具は貸出できます。 茶道、書道、能楽、日本舞踊:見る、実際に舞う。「能楽」は全6回シリーズで、最終回には 各自に合う袴を着けて舞う姿を保護者の方にも見て戴きます。美術品:見る、一部は触れる、など。
【幼児期の子どもたち、その特性】
1)視覚的・聴覚的認知力は凄く、初めて聞く音や言葉をパターンとして丸ごと捉えて再生できる、正に母語習得真っ盛りの柔らかさ。(小学校以降、既にこの力は弱まります。)トリの後追い行動など動物の臨界期は有名ですが、ヒトにも「臨界期」があります。音感は良く知られた現象で8~9歳が(訓練により絶対音感を身に着けられる)境目ですが、知的発達についても大きな壁は同じ時期とされます。感覚運動的に丸ごと捉える 対 分析的・論理的に捉える でしょうか。ふつう、「発達」と言うと、後の段階をより進歩した・高レベルのもの、と捉えがちですが、これは同時に「大事な、前段階の力を失う」ことでもあります。(稀に、前段階の力も持ち続ける人もいるようです。)
2)感性も、本物を体験する中で<良いもの・美しいもの>が内的スタンダードとして取り込まれて身につく。理性的判断~思考の展開はこのあと、この土台の上に、です。
感性の重要さは、最近の米国で、「あれかこれかの判断~決定時に、美意識の錬磨が大事」との認識が盛んになり、学習へ向かう動きがあるようです。
3)もう一つ大事は、<時間感覚>の問題。時計で測る物理的な「時間」と、その主観的な長さの感覚は年齢と共に変わり、主観的な時間感覚は(ある年齢以降)短い方向に加速する=週・月の巡る速さが次第に早くなる。逆に言うと、より幼い子の「1日」「1時間」は、オトナの1日・1時間より ずっと長いだろうこと。明日、来週、の事の待ち遠しさ~待ち切れなさ、など。
こういう またとない諸特性を備えた幼児期の子どもたち、あっという間に過ぎ去る数年間;最良の場と人々の中で すっくり・健やかに、可能性を現実に、育ってほしいです。