小学校ッテ イツ遊ブノ? 小学校ッテ ヤリタクナイコトバッカリ
シナキャイケナインダネ! 日本の組織的教育体系に初めて組み込まれた
一年生のセリフ(お母さんが語ってくれました。)そして、しみじみと
幼稚園ハ良カッタ、幼稚園ハ楽シカッタ! ・・・ その幼稚園、決して
‘自由に遊んで’ばかりいたわけではありません。一週のうちどれだけか、
文字を見たり・ことば探し・詩の朗誦・数数えたりの時間もありました。
だから、みな卒園時には平仮名に 漢字まで少し読めて、きれいに側転も
できて、・・・。でも、それは皆 面白い遊びの一部。笑い、競い合って
楽しんだことども。それぞれのペースに合わせて・さらに周りの励ましを
受けて 頑張った成果です。どうして小学校では ヤリタクナイコト ばっかり になる?
授業参観で、既にして一斉行動にはまりきった一年生や、たとえば
語りの人の話にノッテ静聴しない低学年児を叱りつける教師に出会うとき、
子どもの肌あいの柔らかさが小学校ではどうなるのか、気になります。*
「すべてのことに正しい答えが必ず・しかも一つだけ ある、とは限らない」
「自分の頭で考え・判断し・行動すべき時がある」
——日本の文化風土には そぐわないこと でしょうか?
子どもには まだ不要なこと でしょうか?
*炎暑の動物園で、熱中症寸前なのに初対面の他児に遠慮して水を飲もうと
しない小3児、燃える火を手にしてアツイ、アツイと言いつつ火を手離す
許可を大人に求めたなど、身を守る基本を失った信じ難い事例もあります。