お知らせ花だより:花だよりのはじまり

豊島区の雑司ヶ谷幼稚園|文京区 新宿区
2026年8月6日
花だより:花だよりのはじまり

 松田彌生こと、21世紀の始まりのころ 雑司ヶ谷幼稚園園長着任。ジタバタ勤めて この春、阿部洋子先生にバトンタッチして名誉園長になり、ゆとりもできました。ささやかな園庭ですが、折々に木や草の植物たち(時に子どもたちの動き)ほかが語りかけて来ることなど、共に味わって戴ければ幸いです。

名誉園長 松田彌生

花だより:ドクダミ

 梅雨時、木陰の足元にひっそりドクダミの花が咲いています。根茎で増えるので、植えた覚えのないところに、いつの間にか咲いていたりします。ドクダミの「ドク」は毒ではない、どころか生薬(しょうやく:ドクダミの薬用部 は花期の地上部で効能多く、十薬と呼ばれる)は日本の三大民間薬(ドクダミ、センブリ、ゲンノショウコ)の一つで、近代医学の前は内服/外用両方の民間薬として大活躍、和名の一つは<イシャゴロシ>。ドクダミの名は、生の葉が特有の臭気あって何か毒が入っているのでは?と「毒溜め」と呼ばれたとか。和名に「イヌノへ(犬の屁)」も・・。“毒を矯める”(ためる=悪い処を直す)からドクダミとなったとの説もあり、これほど有能で捨てがたい植物も珍しいと絶賛されつつ、呼び方には酷いものあまたあり、いっぱい利用して悪名続行はドクダミには誠に申し訳ない気がする。

花だより:“草原”の始まり

 以前、園庭の芝生は数日おきに刈り込んで、それなり立派な芝生でした。ある夏、暫らく刈らずにいて伸びて来たら、バッタが沢山・3歳児でも楽に何匹も捕まえられる小さな草原に成長し、以来、夏は伸ばして、小さな子どものお腹辺りまでのミニ草原に。バッタもトカゲもよく見つかるし、夕方はガマさん お散歩でヒトはすり足歩き。蝶やトンボが来るのも増えたし、草が枯れてきたら、集めて枯れ草の山にすると、寝転がったりジャンプしたり、最後まで遊び尽くす・・・  

 昔は東京でも街中の少しの空き地で、子どもが集まって遊んでいました。今、家の近くの公園は一年かけて大改造、桜やケヤキの大木がかなり姿を消し、地面は「雨の日にも泥んこで汚れない」土じゃないものに変わり、自然とのふれ合いと子どものアレルギーの関わりの報告を思いだしました。この夏もまた子どもたち、ミニ草っ原で思いっきり遊ぶでしょう。

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