3月の礼拝予定
3月 1日 大津 健一牧師 『五つのパンと二ひきの魚』
語り:古屋 和子氏 (曽野綾子シリーズ、その4『ジョアナ』)
8日 那須 勝信牧師 『さばいては ならない』
15日 鈴木 和男牧師 『ペトロの涙』
22日 テゼの礼拝
29日 春休み
年度末にはしっかり揃い踏み、古屋和子氏の語りも一段落(次シリーズは宮澤賢治!)
トリは大御所 和男先生;また1年のご足労様へ感謝は尽きず—-
来し方・世間を見渡して、先を憂うる。ネットニュースに子ども虐待・若年極悪犯罪は日々新た;
まがいものの豊かさの荒涼面を覗く思いがする。チンパンジーとヒトのゲノム差はごく僅か。そのヒトを
人間にする違いの基本に、共感能力を据える見方がある。(他者の痛みを見るだけで、脳内で正にわが身に引き写して感じる)
この力は助け合う心に通じ、本来孤立しては生き延び得ず群れて生きるヒトの根源にあるもの。
神様の設計図がどこかで少しズレたのか、それとも、見かけはどうあれ孤立無援の荒野に育つ子に、
共感性の温もりの世界は無縁。他者に加える痛みは むしろ快感なのか。
いま、子どもたちの傍らで貴重な数年の育ちの場に立ち会い、非力を痛感しつつ その瞳に希望を託す。
まっすぐ光り、薄闇に 希望の星とみえる・・・